鉄鋼プラントの廃油や設備洗浄により出る油性廃棄物を
徹底的に回収し、独自の先進的技術で再生燃料化します。

鉄鋼プラントが排出する油性廃棄物の再生燃料化は、企業様にとっては環境に配慮した経営を進めるため、また燃料コストを低減するための大きなファクターです。宝石油機工は、独自の先進的技術と最新の設備による再生プロセスを構築。鉱物系、パーム系、タール系などの様々な油性廃棄物の効率的かつ効果的な再生燃料化で、企業様の環境経営と燃料コスト低減をバックアップします。
また高品質な再生燃料の安定製造・供給体制を実現し、産業界で幅広くご使用いただいております。

コークス炉の「お荷物」を再生燃料化。

宝石油機工は、独自の先進技術で、従来は廃棄するしかなかったタールスラッジをタール系助燃油として再生燃料化することに成功。石油と同等のカロリーを持つ補助燃料として活用されています。

自社工場で、質のよい再生重油を製造。

鉄鋼プラント内から回収された鉱物系廃油は、1975年に稼動した自社設備の再生重油製造工場で様々な取り組みや改善によって、より質を高められ、再生重油としてお客様に納入されています。

含油スカム・含油スラッジまで含めて、パーム系助燃油（補助燃料）化。

宝石油機工には、鉄鋼プラント全体から集めた含油廃水を多くの薬剤や熱エネルギーを使わずに約1/2の低コストで処理する特許公開技術があります。［特開2011-45846　新日鐵住金(株)名古屋製鐵所様との共同出願］
その最大の特長は、処理が困難だった含油スカム・含油スラッジを独自の先進的処理技術によって、ほぼ全量をパーム系助燃油として再生できることです。含油スカムは水分を取り除くことで、より利用しやすい状態になり、含油スラッジとともに混合エマルジョン化設備（受入ピット・混練施設、ベース油タンク、振動ミル、貯留タンク、製品タンク）で混合し、最適な熱量に調整され、よい状態のパーム系助燃油が得られます。このパーム系助燃油は、新日鐵住金(株)名古屋製鐵所様構内や焼却炉で補助燃料として利用されています。

■廃水処理場施設

■エネルギー資源化推進センター

■エネルギー資源化推進センター

破砕処理で、古ゴムベルトを再生燃料化。

従来は焼却処分されていた古ゴムベルトを細かく破砕処理することでゴムベルトチップとして再生燃料化しました。このゴムベルトチップは、現在全てが新日鐵住金（株）広畑製鉄所様のタイヤガス化リサイクル施設向けに出荷されます。その施設で、ガス・油・カーボンへの乾留・熱分解処理後、燃料や原料として100％リサイクルされます。

■破砕・選別施設

◎重油タンクヤード管理
重油タンクへの重油の受け入れ・払い出しから、日常の点検整備、
環境整備、消火設備の点検・動作確認までを行ないます。

◎PCB使用機器置場管理
高濃度のPCB使用機器置場や低濃度PCBドラム缶置場の安全を管理し、
日常的に点検を行ないます。