宝石油機工は、長年の廃油リサイクルの経験から鉄鋼プラントの様々な設備から排出される油性廃棄物に着目しました。試行錯誤と研究開発を重ねて、従来は廃棄・焼却処理されていた数々の「滓(かす)」の再生燃料化に成功。このような再生燃料化技術を中心に、鉄鋼プラントに不可欠な潤滑油の供給・マネジメント提案までを一括して行っています。また、使用後の廃油や産業用設備の洗浄・清掃時に出る油性廃棄物も徹底的に回収しています。この回収した油性廃棄物を独自の技術で再生燃料化し、供給できる一貫体制をすべて自社内で構築しています。
また宝石油機工は、現場からヒントを得る独自の企画提案力と、その企画を実現する技術開発力を持っています。
一つひとつ条件の違う鉄鋼プラントの状況を「現場」のスペシャリストが見極めて、宝石油機工の総力をあげて改善・活用手段を考えます。そして「技術開発」のスペシャリストが、その油性廃棄物の最適な再生燃料化技術を開発し、独自の設備を作り上げています。
このトータルなマネジメントで、油性廃棄物を「いかす」「へらす」「まもる」といった環境経営に欠かせない要素のサポートを実現しています。